こんなにすごい!不断水
2017年7月31日

不断水に配管工事の歴史

不断水による配管工事の技術が開発される以前は工事現場の周辺一帯で断水が生じたため、周辺住民への告知や給水車の手配などが必要でした。
不断水状態で配管工事を行う技術は上水道の工事を対象として1957年に登場しました。
配管内の水の流れを止めずに作業を行う工法は分岐工法と呼ばれます。

現在では下水道の配管工事にも広く利用されています。
さらに分岐工法に加えて凍結工法と呼ばれる新たな工法も開発されました。
様々な配管工事に分岐工法と凍結工法が利用されていますが、それぞれに異なる特徴があります。

分岐工法は既設管に割T字管と呼ばれる分割型のT字管を装着します。
さらに仕切弁と穿孔機を取り付けます。
穿孔機にはドリルがついており、仕切弁を全開にして既設管に穴を開けます。
穴を開ける際に発生する切屑は水圧によって外に押し出され穿孔機内に取り込まれます。
穴を開ける作業が終了すると仕切弁を全閉にして分岐管やバルブを設置します。
仕切弁は全開か全閉化のいずれかのみ行うことができます。
配管内の水流量を調節するには別のバルブが必要です。

凍結工法は工事を行う部分の両端を液体窒素で凍結し、部分的に断水させます。
凍結工法は凍結箇所をバルブの代わりに利用する新しい工法です。
部分的な断水は生じますが全体的には不断水状態で作業ができます。
バルブがない場所でも作業が可能です。
またバルブ自体の交換にも利用できます。
分岐工法も凍結工法も周辺住民への告知などの作業が不要です。
さらに配管内を汚すことがないため、工事完了後の清掃作業も省略できます。

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