こんなにすごい!不断水
2017年9月8日

不断水により配管工事を行う技術とは

配管工事を行う場合に通水状態を維持したままで作業する技術が不断水工法です。

不断水工法には分岐工法と凍結工法の2種類が存在します。

分岐工法は穿孔機のドリルを使用して既設管に穴を開ける工法です。凍結工法は液体窒素を使用して作業箇所の両端を凍結させます。

凍結部分はバルブの代わりの機能を果たすため、バルブがない場所や遠い場所でも作業できます。

不断水工法のうち最も早く開発されたのは分岐工法です。分岐工法は1959年に上水道の配管工事を行うことを目的として開発されました。

現在では分岐工法も凍結工法も上水道と下水道の両方の配管工事で採用されています。以前は配管工事を行うために既設管内の水の流れを止める必要がありました。水の流れを止めるには古いバルブを閉じますが、付着した赤錆が剥離して水が赤く濁ることになります。

赤く濁った水を除去するためには分岐管などを設置した後に配管内の清掃が必要です。また工事個所の付近にバルブがない場合には広範囲にわたって断水が生じます。

そのため周辺住民に告知したり給水車を手配するなどの付帯作業が必要とされます。

凍結工法では一部で断水が生じますが全体的には通水状態のままです。不断水工法を採用すると通水状態のまま作業可能なので、周辺住民への対策を講じる手間を省くことができます。

また古いバルブを動かす必要がないため配管内の清掃も不要です。分岐工法と凍結工法のいずれも従来の方法と比較して大幅に工事期間を短縮できるというメリットがあります。

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です