こんなにすごい!不断水
2017年9月22日

不断水による配管工事が必要な場合とは

既設管内の水の流れを止めることなく配管工事を行う技術として不断水工法が存在します。

不断水工法は分岐工法と凍結工法に分類できますが、特に営業中の大型施設などでフロアごとに工事を行うような場合には凍結工法が有効です。

分岐工法はもともと上水道の配管工事を効率的に行うために技術として1959年に開発されました。

現在では分岐工法も凍結工法も上下水道の配管工事に採用されています。かつては水の流れを止めて作業を行っていたため、周辺住民対策など様々な手間が必要でした。

不断水による配管工事では以前と比較して大幅に工事期間を短縮できます。

分岐工法は穿孔機と割T字管、仕切弁を使用して既設管に穴を開ける工法です。穿孔機にはドリルが付いており、穴を開ける際に生じる金属片は水圧で外に押し出されます。凍結工法は液体窒素を使用して作業箇所の両端を凍結させます。凍結した部分はバルブの代わりとして機能します。

バルブがない場所や遠く離れた場所でも作業が可能な他に、バルブ自体を交換する場合にも有効です。分岐工法では完全な通水状態のまま作業ができます。凍結工法では部分的な断水が生じますが、全体的には不断水のままです。

断水を生じさせるには古いバルブを動かす必要がありました。古いバルブには赤錆が付着しているので、開閉する剥離して水が赤く濁ります。しかし不断水による配管工事では古いバルブを動かす必要がありません。

そのため赤錆が剥離する心配もなく、清掃作業も省略できます。

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