こんなにすごい!不断水
2017年10月12日

2種類の不断水工法とは

不断水工法には分岐工法と凍結工法の2種類が存在します。

いずれも既設管内の水の流れを止めずに配管工事を行うための技術です。
1959年に上水道の配管工事を行う技術として分岐工法が開発されましたが、現在では分岐工法も凍結工法も上下水道の配管工事に採用されています。
分岐工法は割T字管と仕切弁、穿孔機を使用して機械的に穴を開ける工法です。
一方凍結工法は液体窒素で作業箇所の両端を凍結させます。
凍結部分はバルブの代わりとして機能します。
いずれの工法も古いバルブを動かすことなく作業できます。

不断水工法が普及するまでは古いバルブを閉じて水の流れを止めて作業を行っていました。
古いバルブには一般的に赤錆が付着しています。
水の流れを止めるためにバルブを動かすと赤錆が剥離するので、水が赤く濁ります。
新しいバルブや分岐管を設置した後で配管内の清掃が必要です。
また工事現場の付近にバルブがない場合には広範囲で水の流れを止める必要があります。
広範囲で断水が生じると周辺の住民に対する告知や給水車の手配が必要になります。

不断水工法ならばそれらの付帯作業を省略できます。
分岐工法も凍結工法も従来の方法と比較して短時間で配管工事を行うことが可能です。
付帯作業の省略と工事時間の短縮化により総合的な工事期間は大幅に短縮されます。
不断水工法は工事期間が短く人件費などのコストを削減できるというメリットがあります。
経営効率の改善に役立つため現在では様々な配管工事で広く採用されています。

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